座り心地のよさもさることながら、私が気に入ったのはこの色。もともと青が好きでしたが、薄すぎず濃過ぎず落ち着きのある青で「こんなきれいな青は見たことがない！」と思うほどで。マーブル柄が入って手触りもよく、一目惚れってこういうのを言うんだなと思いました。

その後でスタッフの方に、ブロッコのソファがオーダーメイドであること、座面・背面の硬さ、張り地の色・柄・素材などを選べることを聞きました。

ほかのソファもいろいろ試し座りをしたりほかの張り地を見せてもらったりもしましたが、結局最初に座った展示品のソファが一番好きで。同じものを購入しようと、その日のうちに決めてしまいました。振り返ってみて、ブロッコでの接客には押しつけがましくグイグイ来るところがなかった点がよかったです。自分のペースで自由にほかのソファを見たり座ったりできたので、じっくり考える余裕があり、だからこそ来店初日で即決することができたのだと思っています。

ちなみに私は最初、本当は継ぎ目がなく横一枚に繋がったソファがほしかったんです。ソファに上がって足を延ばしても、引っかかることなくくつろげますから。

それをスタッフの方に相談すると、その方と工場の職人さんから「4人掛けの大きなソファの場合、分割した形状でないと一般的なマンションには搬入ができない。本体を分割し座面のみつなげるという方法もあるけれど、耐久性が落ちてしまう」という説明がありました。こんな相談ができるのもオーダーメードならではですね。スタッフの方や職人さんの専門家としての意見が聞け、納得できたこともとてもよかったです。

搬入時にも「玄関のドアを通せないのでは？」という一幕があったのですが、搬入スタッフの方はまったく慌てることなく「脚をはずせば大丈夫です」と。そこでも「オーダーメードってこんなこともできるんだ」と、改めて感心しました。