ソファを買い替えるタイミングはいつ？新しいソファの選び方も解説。

ソファは、お部屋のインテリアに合わせて一度購入すると、寿命がきて座り心地が悪くなってしまうか、引っ越しをして新しい部屋に合った家具で揃えたいなど、きっかけがない限りは買い替えるタイミングってないですよね。では、どのようなタイミングでソファを買い替えればよいのか、買い替え時のソファの選び方をご紹介いたします。

ソファを買い替えるタイミングはどんなとき？
ソファの寿命年数はどのくらい
古いソファの処分方法
新しいソファに買い替えるときの選び方
新しいソファを失敗しないで買う方法

ソファを買い替えるタイミングはどんなとき？

住まいが変わったとき、今まで使っていたソファをそのまま持って行ったら、新しい部屋の広さやレイアウトに合わなかったということも少なくありません。引越しのタイミングは、ソファのサイズを見直すきっかけにもなります。引越しの他にソファを買い替えるタイミングとしては、汚れや破れが目立つときです。ソファの張地が合成皮革の場合、5年以上経つと、使用しているとソファの表面が破けてしまって、ボロボロと剥がれ落ちることもあります。

ソファの寿命年数はどのくらい

ソファの寿命はだいたい約5年～10年です。寿命年数に違いがあるのは、「何人ぐらいで使用しているのか」や「置いてある場所」「使われている素材」によっても違いが出てくるからです。素材別に見ると、本革製のソファであれば、「約8年～10年」、合皮製なら「約5年～7年」になります。ソファに寿命がきたときのサインとしては、「座ると弾力がない」「座るたびにきしむような音がする」
「ソファの肘の部分や、座面の生地に傷がついたり、擦り切れたりする」などです。

古いソファの処分方法

古いソファの処分方法には、主に次の3つがあります。

自治体の粗大ゴミ回収を利用

ソファは、ほとんどの自治体で、有料で粗大ごみとして出すことができます。粗大ごみとして出す方法は、自治体の粗大ごみ受付センターに電話かHPから事前に申し込みを行います。申し込みの際にソファの大きさを伝えると、処分に必要な金額と回収日を受付センターから伝えられるので、言われた金額の粗大ごみシールを購入し、ソファに貼って回収日に所定の場所に置いておくという流れになります。

不用品回収業者に依頼

不用品回収業者は、処分するのに料金がかかる所がほとんどです。事前に業者に連絡し見積りを出してもらいましょう。金額に納得できたら、正式に依頼をして回収日時を決めましょう。その際に回収日はこちらで指定すれば、家からの運び出しも業者のスタッフがやってくれるので楽に処分できます。見積りをとる際は、費用を抑えるためにも複数の業者に依頼し比較検討することをおすすめします。

買取業者に引き取ってもらう

ソファがまだ新しければ、リサイクルショップで買取ってもらえる可能性があります。ただし、期待した金額が提示されないことも多いようです。重たいソファを運んでもらうだけでも、自分で処分する手間はなくなるので、「無料で引き取ってもらえてよかった」くらいに思っているといいかもしれません。

新しいソファに買い替えるときの選び方

ライフスタイルの欧米化に伴って、現在では多くの家でフローリングの床が使われるようになりました。リビングに置く家具の定番はソファというイメージが定着しています。引越しや模様替えをきっかけに新しいソファに買い替えるときは、どのような基準で選べばいいのでしょうか。以下の5つの基準での選び方をご紹介いたします。

大きさで選ぶ

ソファの大きさを決めるときは、部屋の大きさとのバランスを考えましょう。ソファが大きすぎると、リビングが窮屈な印象になってしまいます。小さすぎてもソファの存在感がなくなるので、購入する前に、どれくらいのサイズのソファを探すのかある程度決めておくとよいでしょう。ソファは横の長さも大事ですが、余裕を持って座るためには、座面の奥行きも重要です。店頭で購入する際には、実際に座って確かめ、通販で購入する際にも奥行きの寸法はチェックしておきましょう。

素材で選ぶ

ソファに使われる素材には、天然皮革、人工皮革、布製があります。天然皮革は、牛革が多く、どっしりとした重みのある質感です。使い込むほどに深みのある色合いに変化します。熱伝導率が低い素材のため、寒いときは暖かく、暑いときはひんやりとした感触です。
人工皮革は、加工や着色がしやすいのでインテリアにマッチした色が見つけられるでしょう。どんな生地も均一に作りあげられる点や、同じクオリティを維持しながら量産できる点も、人工皮革の魅力です。
布製は、柔らかさや温かさを感じさせてくれます。
色のバリエーションの豊富さや繊維の折り方で生地の雰囲気が変えられるので皮革系の素材よりも選択肢が豊富です。

座り心地で選ぶ

ソファは、長く使うものなので、座り心地は大切です。店頭で購入するときは、実際に座ってみて確かめましょう。また、通販の商品で実際に試せない場合は、
ソファの中身に何が使われているのかを調べ、同じような素材と構造のソファを見に行って座り心地を試す手もあります。

カラーで選ぶ

ソファは、部屋の中でも大きな面積を占めるインテリアですので、選んだ色は部屋の雰囲気にも大きく影響します。例えば、白の場合は、部屋の壁や、カーテンも合わせて白で統一すると、スッキリとしたモダンな印象になります。
グレーの場合は、明るさによっても印象が大きく変わります。ライトグレーでソファと壁の色を統一する知的な印象に見せてくれます。
茶色は、安定感やぬくもりを感じさせるので気持ちが和らぎます。黒のソファはポイントで使うと、お部屋全体の印象が引き締まります。
赤はインパクトが強いので、一カ所だけポイントで使うとオシャレな印象になります。青は気持ちを落ち着かせたり、集中力を高めてくれたりする色なので、読書好きの方は青いソファを選んでみてはいかがでしょうか？
緑は、気持ちを落ち着かせてリラックスさせてくれる効果があります。茶色の壁と合わせると癒しの空間になりそうです。

ソファの代表的なカラーとその特徴

白=リビングやお部屋全体の雰囲気を清涼感のある印象にしてくれる。
黒=シックでモダンな雰囲気を演出してくれる。
グレー=明度によって変幻自在に印象を変えられ、他の色とも合わせやすく使いやすい。
青=部屋全体を爽やかな雰囲気に演出できる。
茶色=落ち着いた印象を与え、汚れも目立ちにくい。
緑=緊張感を緩めリラックスさせるような雰囲気に演出できる。
赤=置くだけでアクセントカラーになり元気な雰囲気を演出できる。

見た目で選ぶ

コロナの影響でお家時間が長くなった今、せっかく長時間いるなら、快適に過ごせる場所にしたいと、家の中を片付けたり、インテリアにこだわったりする人が増えてきました。ソファをもっとオシャレなものに買い替えたいと思っている方に、ソファのデザインスタイルについてもご紹介します。

スタンダード

スタンダードタイプのソファは、横長な直方体に近い形をしていて、ストレートソファともよばれています。
背にもたれて座るスタイルで肘掛けが低く、横幅があれば寝そべったりできます。直方体の形なのでレイアウトしやすいという特長があります。

北欧風

北欧風のソファは、フレーム部分は木製で、座面と背面はクッション性のある素材が使われています。
肘掛けの部分が木製なので、木のぬくもりが感じられてほっと安らぐことができます。横幅があれば足を伸ばすこともできます。

モダン

モダンソファは、直線的でシンプルなデザインのものが多く、サイズが大きめのものだと、重厚感のある上質な雰囲気が出せるのが特長です。モダンソファは張地の色や素材によって雰囲気が大きく変わります。
例えば、革やスエードだとスタイリッシュで高級な雰囲気になりますし、布製やコーデュロイだとナチュラルな雰囲気になります。

クラシック

クラシック調のソファは、フレームに装飾が施されているのが特徴です。ソファの座面と背面に使われているクッションカバーには、植物や紋章などの絵柄が入った布製やレザーなどが使われていることが多く、豪華さやクラシカルな印象を与えるソファです。

アジアンスタイル

アジアンスタイルのソファは、アジア特有の素材を使ったソファです。例えば、ソファのフレームがラタンやウォーターヒアシンスで編んだ籠のようになっていて、座面と背面に白の布製のクッションを使ったデザインは、リゾート地にいるような開放的で高級感のある雰囲気が出せます。

新しいソファを失敗しないで買う方法

新しいソファを失敗しないで買う方法としては、実店舗を回るのが一番です。しかし、何店舗も回るのは大変！種類が多すぎて、選ぶのに時間がかかってしまいます。実店舗と、通販サイトの両方があるショップでしたら、あらかじめ通販サイトで希望の商品を絞り込んでから、実店舗を訪ねるようにすれば、時間が節約できます。最近では、実店舗へ行かずに通販で購入する人も増えてきています。