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ソファの日焼けの原因とその対策法。紫外線から守ろう!

毎日の快適な休息時間を提供してくれるあなたのお気に入りのソファが日焼けしてしまうのは、本当に心から残念です。家具としての経年劣化は、時間の経過とともにその魅力を増してくるもの。だからこそ、その変化を楽しみながら、さらに愛着が湧いてくるものだと感じます。

 

しかしながら、ソファの日焼けは、その魅力的な変化の中でも、特に避けたいものであると多くの人が考えているのではないでしょうか。紫外線によるソファの色褪せや劣化を懸念する声は、家具愛好家の中でも非常によく耳にします。

 

今回、私たちは、ソファが日焼けしてしまう具体的な原因と、それを効果的に防ぐための手入れやおすすめの方を詳しくご紹介します。私たちが自分のお肌を紫外線から守るのと同じように、大切なソファも紫外線のダメージから守るための日焼け対策について、一緒に学んでいきましょう。

 

以下、各項目について詳しくご紹介いたします。

ソファにおける日焼けの原因とその影響について

ソファの日焼けについて

 

私たちの肌が日焼けする主な原因である紫外線は、ソファの日焼けや変色の大きな要因ともなっています。多くの人が気をつける夏の強い日差しも去ることながら、朝の柔らかい日差しや冬の穏やかな日差しの中にも、紫外線はしっかりと存在しています。そして、これらの紫外線は、窓やカーテンの隙間から容易に室内へ侵入し、壁や床を反射してソファなどの家具に影響を与えてしまいます。

 

紫外線に長時間さらされると、ソファの色は徐々に褪せ、変色することが一般的です。変色の背後には、紫外線によってソファの染料が分解される現象が関与しています。このような分解は、一度起こると元に戻すことが難しく、シミのように取り除くことができません。

 

布製のソファは、紫外線の影響で変色やダメージが顕著になることが多いです。同様に、木製の部分、例えばひじ掛けは、乾燥して艶を失いやすく、キズも付きやすくなります。革製のソファにおいても、紫外線はひび割れを引き起こす大きな要因となります。このようなダメージを防ぐため、紫外線対策はソファの長寿命化において欠かせません。

ソファを紫外線のダメージから守るおすすめ日焼け対策方法

ソファに紫外線を当てない

 

ソファの日焼け対策として、紫外線を直接当てない方法が最も効果的です。以下に、ソファを紫外線のダメージから守るための4つのおすすめ方法を詳しく紹介します。

 

  1. 窓ガラスへの紫外線対策
  2. 蛍光灯からの紫外線にも注意
  3. ソファを直射日光が当たる場所に配置しない
  4. ソファカバーを利用して紫外線をカット

 

以下、これらの方法について詳しく解説していきます。

窓ガラスへの紫外線対策

窓から入る紫外線によるソファの影響

 

窓を通して室内に入る紫外線は、ソファやフローリング、ラグなどの家具を徐々に傷めていきます。しかし、窓ガラスの選び方や加工によって、これらのダメージを最小限に抑えることができます。紫外線を部屋に入れず、明るさを保ちながら室内を守る方法をいくつかご紹介します。

 

専用の紫外線カット機能を持つ窓ガラスを選ぶ

窓ガラスには、紫外線をカットする特性を持つものが存在します。これらの窓は、40%から90%までの紫外線カット率を持っており、選び方次第で効果が変わります。初期投資や施工費はかかりますが、日々のストレスなく紫外線から家具を守ることができる大きなメリットがあります。新築やリフォームの際には、このタイプの窓ガラスの取り入れを検討してみる価値があります。

 

既存の窓ガラスに紫外線カット効果を追加する方法

紫外線カットスプレー、フィルム、ワックスなど、手軽に紫外線をカットする製品が市場には多数存在します。これらの商品は、手間なく、そして比較的安価に窓ガラスの紫外線カット効果を高めることができます。賃貸の住居でも使用可能なので、手軽な対策として選ばれることが多いです。ただ、製品によっては効果の持続期間が異なるため、定期的なメンテナンスが必要です。

 

紫外線カット機能付きのカーテンを選ぶ

日常の生活では、日中もレースのカーテンを閉じることが多いです。このレースカーテンにも紫外線カット効果を持つものがあり、光を通しながら紫外線だけをブロックすることができます。採光機能が付いたカーテンは、光を部屋全体に拡散させ、明るさを保ちます。さまざまなデザインや厚みのものがありますが、多くの製品で60%から80%の紫外線カット効果を持っています。カーテンの紫外線カット効果は、洗濯や長期使用による劣化が少ないのも特長です。しかし、長持ちさせるためにも、洗濯は年に1~2回程度に制限すると良いでしょう。

蛍光灯からの紫外線にも注意

蛍光灯から出る紫外線によるソファの影響

 

紫外線と言えば、多くの人が太陽光を連想するでしょう。しかし、私たちの生活の中で日常的に接している蛍光灯からも、実は紫外線が放出されています。太陽光と比べるとその量は微量といえるものですが、この微量の紫外線が長時間継続的に家具や肌に当たり続けることで、ソファーに少しずつダメージを与える可能性があります。

 

天井から吊るされた蛍光灯の場合、その放射する紫外線は比較的広範囲に散らばるため、特定の箇所に集中して影響を及ぼすことは少ないです。しかし、デスク周りに設置されるスタンド型のライトや、特定の場所を明るく照らすスポットライトなど、距離が近く光が集中する照明機器の場合、紫外線の影響を受けやすくなります。

 

家具や床材、カーペットなど、長時間蛍光灯の光を浴び続ける家の内装は、徐々に色褪せたり劣化したりする恐れがあります。また、日々の生活で蛍光灯の下での作業や読書を行う場合、紫外線への暴露は肌にとっても過度となる可能性が考えられます。

 

幸い、最近では紫外線カット機能を持った蛍光灯やLED電球など、さまざまな照明製品が市場に登場しています。これらの照明は、紫外線の放出を最小限に抑えることができるため、安心して使用することができます。長時間の使用や近距離での利用を考慮して、これらの紫外線カット製品への切り替えを検討することで、日常の中の隠れた紫外線リスクから身を守ることが可能です。

ソファを直射日光が当たる場所に配置しない

ソファへの直射日光を避ける

 

ソファは家の中でも特にリラックスするための場所として利用されることが多いため、快適なリビングには欠かせない家具の一つです。リビングルームは、家の設計上、日光がたくさん入るように設計されることが一般的です。これは生活空間を明るく、活気づけるためのものですが、その一方で、家具や特にソファにとっては、太陽の直射日光は大きな敵となりえます。

 

直射日光には、ソファの色を褪せさせるだけでなく、素材を劣化させる紫外線が含まれています。明るく心地良いリビングでも、この日光によるダメージを受けないよう、ソファの配置に工夫を凝らすことが必要です。太陽が高く昇る真昼時や、夕方の低い位置からの日差し、そして四季折々の変わる日の入り方を考慮して、ソファが直射日光を受けないような位置に配置することで、ソファの寿命を延ばすことができます。

 

また、太陽の位置や季節によっては、特定の時間帯や期間だけ日差しを遮るためのカーテンやブラインドの使用も効果的です。リビングの窓の大きさや位置、窓からの距離などを考慮し、日差しの角度や強さに応じて調整することで、最適な環境を維持することが可能です。

 

さらに、季節や気分に応じて、定期的にリビングの模様替えを行うことで、太陽のダメージを分散させるとともに、新鮮な気分を楽しむことができます。これはソファだけでなく、他の家具やインテリアにも良い影響をもたらします。

ソファカバーを利用して紫外線をカット

ソファカバーで紫外線から守る

 

紫外線は、ソファの素材や色彩に長期的なダメージを与える恐れがあります。特に、高価なソファや愛着のある家具を長く綺麗に保ちたい場合、紫外線対策は必須となります。そのための一つのシンプルで効果的な方法として、ソファカバーの利用があります。

 

ソファカバーは、繊維の種類や織り方によって、紫外線を効果的にカットする機能を持つものが多く存在します。高品質なカバーは、ソファを紫外線から守るだけでなく、汚れや摩耗からも守ることができます。また、デザインや色のバリエーションも豊富で、インテリアのアクセントとしても楽しむことができます。

 

実際にソファカバーを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  1. 効果的な紫外線カット率
  2. 選ぶべき素材とその特性
  3. 簡単なケアとメンテナンス
  4. デザインと色合いの選び方

 

効果的な紫外線カット率

紫外線カット率とは、製品がどれだけの紫外線を遮断・反射する能力を持っているかを示す指標です。この指標は、ソファカバーやカーテン、日焼け止めなど、多くの日常製品で見ることができます。特に、家具やインテリア用品の保護には、高い紫外線カット率を持つ製品の選択が重要となります。

 

なぜ紫外線カット率が重要なのか?

紫外線は、人間の肌だけでなく、家具やインテリアの色や素材にも悪影響を及ぼすことが知られています。例えば、ソファの生地は紫外線によって色が褪せたり、素材が劣化したりすることがあります。また、木製品は乾燥しやすくなったり、革製品はひび割れの原因にもなります。紫外線カット率が高い製品を使用することで、これらのダメージを大幅に減少させることができます。

 

どれくらいのカット率が望ましいのか?

理想的には、100%の紫外線をカットできる製品が最も効果的ですが、現実的にはそういった製品は少ないです。一般的に、家具やインテリアの保護を考慮する場合、紫外線カット率が70%以上の製品を選ぶことがおすすめです。特に直射日光が強い場所や、紫外線の影響を受けやすい場所には、80%以上のカット率を持つ製品の使用が望ましいです。

 

紫外線カット率は、家具やインテリアを紫外線から守る上での重要な指標となります。効果的な保護を求める場合、高いカット率を持つ製品の選択と、その適切な使用が必要です。

 

ソファカバーにおける選ぶべき素材とその特性

ソファカバーを選ぶ際の重要なポイントの一つが素材の選択です。適切な素材を選ぶことで、ソファを保護するだけでなく、使い心地やデザイン、長期的な耐久性も向上します。以下に、主な素材とその特性を詳しく紹介します。

 

コットン(綿)

【特性】 通気性が良く、柔らかな触感が特徴。夏場に涼しく、冬場には温かいという自然な温度調節機能を持っています。
【利点】天然素材であり、肌に優しい。カジュアルな雰囲気を持つため、リラックスした空間に合います。
【注意点】紫外線に弱く、色褪せやすい傾向がある。

 

ポリエステル

【特性】 耐久性が高く、伸縮性にも優れています。
【利点】シワになりにくく、洗濯の際も簡単にケアできる。多くの場合、紫外線カット機能が付加されやすい。
【注意点】通気性がコットンに比べて劣ることがある。

 

リネン(麻)

【特性】高い通気性と吸湿性を持ち、夏場の暑さを和らげます。
【利点】ナチュラルな風合いで、上質な空間に合わせやすい。
【注意点】しわになりやすく、繊維が硬いため使用初期は少し硬さを感じることがある。

 

合成皮革・本革

【特性】高級感があり、デザイン性が高い。
【利点】水や汚れに強く、簡単に拭き取りケアができる。
【注意点】通気性が低く、長時間座ると暑苦しく感じることがある。

 

スエード調の生地

【特性】肌触りが滑らかで柔らかい。
【利点】豊かな色合いや高級感が楽しめる。
【注意点】汚れやすく、ケアが難しい場合がある。

 

ソファカバーの素材選びは、使用する環境や求める機能、雰囲気によって異なります。また、紫外線カット機能や撥水機能、アンチバクテリア機能など、追加の機能を持つ素材も多く存在します。これらの特性や利点、注意点を考慮しつつ、最適なソファカバーを選ぶことで、長く快適にソファを楽しむことができます。

 

簡単ケアとメンテナンス性を重視したソファカバーの推薦

ソファカバーを選ぶ際の大きなポイントとして、そのケアのしやすさやメンテナンスの手間が挙げられます。日常の忙しさの中で、複雑なお手入れが必要な製品は避けたいという方も多いでしょう。そこで、簡単にケアでき、メンテナンスのしやすさを重視したソファカバーを推薦します。

 

洗濯機で洗えるソファカバー

日常の汚れやホコリは洗濯機で簡単に洗浄できるタイプを選ぶと、手間が省けます。素材にはポリエステルやコットン混紡のものがおすすめです。

 

撥水・防汚加工済みのソファカバー

液体をこぼしたときや、汚れが付きにくい加工が施されている製品は、日常の小さなアクシデントからソファを守ります。さらに、汚れがつきにくいので、頻繁な洗濯の必要も軽減します。

 

伸縮性のあるソファカバー

伸縮性があると、ソファの形状やサイズに合わせて簡単に装着・取り外しができます。また、ソファの表面にしっかりとフィットし、きれいな見た目を維持することができます。

 

色褪せしにくい素材のソファカバー

日常の使用や洗濯による色褪せを抑えるため、色落ちしにくい素材や加工が施された製品を選びましょう。

 

簡単なケアとメンテナンスのしやすさを基準にしたソファカバーの選び方を心がけることで、日々の生活がより快適になります。品質と機能性を兼ね備えたソファカバーを選ぶことで、長期間にわたり美しく、清潔なソファを楽しむことができます。

 

日焼け対策を考慮したソファカバーの「デザインと色合いの選び方」

ソファカバーを選ぶ際、紫外線対策としての機能性も考慮すべき重要な要素の一つです。デザインや色合いは、ソファカバーの紫外線カット機能にも影響を及ぼすことがあります。以下に、日焼けや紫外線対策を考慮したソファカバーのデザインや色合いの選び方を紹介します。

 

濃い色のソファカバーの選択

一般的に、濃い色の生地は紫外線を吸収しやすいとされ、紫外線の透過を低く抑える効果が期待できます。特に黒や深い青、茶色などの濃色は紫外線のカット率が高くなります。

 

密度の高い織りのソファカバー

細かく密度の高い織り方がされているソファカバーは、紫外線の透過を防ぐのに効果的です。このようなデザインは、紫外線の対策だけでなく、耐久性や汚れの防止にも優れています。

 

柄物のソファカバーの選択

大きな柄やデザインが施されているソファカバーも、紫外線の一部を吸収・反射し、ソファの日焼けを防ぐ助けとなります。

 

二重構造や裏地付きのソファカバー

裏地が付いたソファカバーや二重構造のものは、紫外線の透過を一層低く抑えることができます。これにより、ソファの材質や色を長持ちさせることが期待できます。

 

紫外線対策としてのソファカバーの選び方は、生地の色や織り、デザイン、構造などによって異なります。これらの要素を考慮しながら、自宅のインテリアや好みに合わせた選択をすることで、ソファを日焼けや紫外線のダメージから守ることができます。

 

日焼けによるダメージを受けたソファのケアと修復方法

ソファの日焼けダメージ

 

ソファは日常のくつろぎの場として使われることが多い家具であり、その色や素材の持つ魅力によって、リビングの雰囲気を大きく左右します。前述の通り、ソファの日焼け対策についての情報を提供してきましたが、既に日焼けのダメージを受けてしまったソファのための手入れや修復方法についても詳しく解説いたします。

 

日焼けによって退色したファブリックや革のソファを完全に元の状態に戻すのは難しいのが現実です。紫外線の影響でソファの染料や素材が変質してしまうと、一般的な汚れやシミとは異なり、単純に落とすことはできません。この変質は、紫外線が直接染料の化学物質を分解するために起こるものです。

 

しかし、全てが手遅れというわけではありません。カバーが取り外せるタイプのファブリックソファや革ソファについては、カバー部分を新しく交換することで見た目をリフレッシュさせることが可能です。

 

一方、張り込み固定タイプのソファの場合、プロの技術を持つ専門業者に張り替えの作業を依頼することで、ソファを新品同様の状態に戻すことができます。bloccoでは、ソファの張替えの見積りや依頼を受け付けています。その高品質な仕上がりには自信があり、張替えを検討している方は、一度相談をおすすめします。

 

また、ソファの張替えの際には、これまでの色やデザインとは異なる新しい色や素材を選ぶことで、リビングの雰囲気を一新することもできます。新しいテイストのソファカバーを試してみることで、部屋の雰囲気や自身の気分も明るく変わることでしょう。

まとめ

紫外線に弱いソファーの種類

 

紫外線による「ソファの日焼け」は、多くの家庭での大きな悩みとなっています。ファブリック製や革製のソファは、日焼けによって色が褪せやすく、革は乾燥してひび割れる可能性も高まります。

 

また、木製部分も紫外線の影響で乾燥し、その魅力を失ってしまうことが考えられます。これらの「ソファの日焼け」を効果的に防ぐためには、窓周りの紫外線対策と合わせて、ソファカバーの活用も非常に有効です。ソファカバーを使用することで、直接的な紫外線の影響からソファを守ることができ、カバー自体の色やデザインの選び方によってはさらに強力な日焼け対策となります。毎日の生活の中でソファを長く、そして美しく使用するために、紫外線対策とソファカバーの選択に注意を払いましょう。

ソファに関するお役立ちリンク集

bloccoでは、ソファづくり70年以上の蓄積された経験や知識を活かして、ソファに関するお役立ち情報をたくさん掲載しています。

 

家での楽しい時間、家族や友人とのかけがえのない時間、ペットに癒される幸せな時間。その多くの思い出は、心地良いソファの上で生まれていると感じています。そんな特別な時間を大切にしていただきたく、私たちはソファ選びの参考となる情報をお伝えしています。

 

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