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ソファの下を通り抜けるお掃除ロボット(ルンバなど)の魅力とは。相性の良いソファもご紹介します。

お部屋のホコリを自動で吸い上げてくれるお掃除ロボット(ルンバなど)は、共働きのご家庭などに人気の家電です。新しい機能が次々に搭載されて、部屋の間取りを把握できたり、障害物や段差を避けたりと、効率的なお掃除が可能になってきました。
かなりの進歩を遂げているお掃除ロボットですが、隅々のホコリまで吸い上げてもらうには、お掃除ロボットがスムーズに動ける部屋に整える必要があります。そのため部屋の模様替えをするときや、家具を買い足すときにも、お掃除ロボットが動きやすいことを条件とするケースも増えてきました。特にソファの下にはホコリが溜まりがちなので、お掃除ロボットが通れるタイプを選ぶと清潔な部屋を保つことができます。
こちらの記事では、お掃除ロボットの特徴と共に、お掃除ロボットと相性のいいソファの選び方についてご紹介します。どのくらいの高さや幅があれば、お掃除ロボットがスムーズに動くことができるのか、確認していきましょう。お掃除ロボットをご利用中で、ソファの買い替えなどを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
それぞれ詳しくお伝えしていきます。
お掃除ロボットのメリットとデメリットとは
お掃除ロボットの特徴を理解するために、メリットとデメリットを見ていきましょう。
お掃除ロボットのメリット

お掃除ロボットのメリットは、自動で部屋の掃除をしてくれることです。設定した時間に掃除をスタートして、バッテリーが切れそうになったら、自分で基地(充電スペース)に戻って充電をすることが可能です。また充電台に設置してあるごみ捨てパックに、自動でゴミを排出するタイプもあります。掃除機を掛ける時間と手間を大きく省くことができるので、家事の時短と効率化に繋がります。
さらにお掃除ロボットにはさまざまな機能が搭載されているので、掃除の仕上がりは手作業とほぼ変わりません。
- 部屋の間取りから、掃除のルートを割り出して効率的に動く
- サイドと底面にあるブラシで、ゴミをかき集めながら吸い込む
- 障害物や段差などを避けて進む
- ゴミの量に応じて吸引の強弱を調整する
- 掃除しない部屋や掃除する部屋の順番設定が可能
家を留守にしている間にお掃除ロボットを稼働させると、帰ってきたときにきれいな部屋に仕上がっています。
お掃除ロボットのデメリット

お掃除ロボットのデメリットは、部屋のインテリアに制限が出てしまうことです。観葉植物や電気スタンド、家具や鏡など、配置によっては掃除ができないスペースがうまれてしまいます。また太いコードは移動の妨げになりますし、細いコードは吸引部分に絡まってしまうことがあります。
お掃除ロボットが通れる高さや幅、段差などを理解して、お掃除ロボットが動きやすい部屋に整えていきましょう。
お掃除ロボットが通れるスペースを解説│高さ・幅・段差
お掃除ロボットが通れるスペースをご紹介します。
お掃除ロボットが通れる高さ

お掃除ロボットが通れる高さは、約10㎝です。お掃除ロボットのほとんどは、高さ9.2㎝~9.5㎝で設計されているからです。ソファやベッド、チェストなど、下のスペースが空いている家具は、床と家具の間が10㎝以上の物を選ぶと、お掃除ロボットが中まで入ってホコリを吸い上げることができます。
お掃除ロボットが通れる幅

お掃除ロボットが通れる幅は、約40㎝です。お掃除ロボットの幅は約35㎝ですが、あまりギリギリだと通らなかったり、通っても出られなかったりとスムーズな掃除ができません。
家具や観葉植物などの間は40㎝以上空けるか、逆に接触させて、お掃除ロボットが動きやすいように配置しましょう。また一般的な一人掛け椅子は、足元が40㎝程度空いているので、お掃除ロボットが椅子の下を通ることが可能です。
お掃除ロボットが通れる段差

お掃除ロボットが通れる段差は、約2㎝です。部屋の間に2㎝以上の段差がある場合は、簡易的なスロープを付ければ、傾斜を利用してお掃除ロボットを進めることができます。5~6㎝までの段差であればスロープで対応できますが、それ以上の場合はお掃除ロボットをもち上げて移動させましょう。
お掃除ロボットが入れるスペースを確認した所で、お掃除ロボットが通りやすいソファについて見ていきましょう。ソファの下をお掃除ロボットが通りやすいと、掃除がしやすいだけでなく、お掃除ロボットの基地としても利用することができます。
お掃除ロボットが通るソファの選び方
お掃除ロボットが通るソファを選ぶ際は、いくつか注意するポイントがあります。高さ、幅、段差にわけてお伝えします。
お掃除ロボットが通るソファの高さ

お掃除ロボットが通りやすいソファは、床からソファまでの高さが約12㎝あるタイプです。お掃除ロボットは約10㎝の高さがあれば入れると先述しましたが、ソファの場合はラグやカーペットの上に配置する場合もあるので余裕を持つ必要があります。ラグなどに足が沈むと、その分床からの高さが狭くなるので、お掃除ロボットが入れなかったり、挟まったりする可能性があるからです。
またソファの床面はフラットではないデザインもあります。ソファに体を預けやすいように、座面の奥にいく程、深く沈むスタイルもあるので、床からの高さに傾斜がうまれます。座面の前面に12㎝の高さがあっても、背面には8㎝しかなかったということもあるので、全体を通して約12㎝の高さがあるか確認してみましょう。
お掃除ロボットが通るソファの幅

お掃除ロボットが通れる幅は40㎝とお伝えしました。基本的にソファの脚は底面の四隅にあるので、幅40㎝を切ることはないでしょう。コンパクトなソファであっても、奥行きが約60㎝はあるので問題ありません。
しかし、いくつかのソファを組み合わせて利用するカウチソファなどは、ソファ同士の脚が近くなり40㎝の幅を保つことができません。他の広いスペースからお掃除ロボットが入れるか確認しておきましょう。
お掃除ロボットが通るソファの段差

ソファの下にラグやカーペットを敷くことがありますが、2㎝以上の段差にならなければ、お掃除ロボットが上ってスムーズに動くことができます。もちろんソファの下までラグを敷いていても問題ないでしょう。
段差について気を付けたいソファは、脚の形状が床をなぞるようにデザインされたものです。ソファを支える必要があるため、太さは2㎝を越えるものが多く、お掃除ロボットが先に進むことはできません。側面だけなら問題ありませんが、全面にデザインされているタイプは避けておきましょう。
ソファの下をお掃除ロボットの基地にする

ロボット掃除機の基地(充電スペース)をソファの下に設置すると、スッキリと収納できるのでおすすめです。基地は、お掃除をメインにする場所に設置する必要があるので、ソファのあるリビングは最適な場所と言えるでしょう。またフラットで硬い床の上、電源のある壁側などの条件もありますが、ソファは壁付けに配置することもあるので合致します。
お掃除ロボットはスタイリッシュな印象ですが、お掃除道具なのでどうしても生活感が出てしまいます。ソファの下にお掃除ロボットを収納して、オシャレな部屋にしていきましょう。また直径35㎝のお掃除ロボットがスッキリと収納できるので、足元のジャマにもなりません。
まとめ

お掃除ロボット(ルンバなど)の魅力的な特徴をご紹介してきました。
お掃除ロボットが動きやすい部屋にするには、高さ・幅・段差を意識する必要があります。
- 高さが約10㎝あれば入りやすい
- 幅が約40㎝あれば動きやすい
- 段差が2㎝までなら上りやすい
また、下に空間がある家具などは、お掃除ロボットが入れるタイプを選びましょう。特にソファの下にお掃除ロボットが入れるスペースがあれば、清潔な部屋を保てるだけでなく、基地(充電スペース)にすることもできます。
お掃除ロボットがスムーズに動ける部屋に整えて、効率よくお掃除をしてもらいましょう。
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