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ソファの上手な選び方。失敗しないコツとは。

漠然としたイメージはあるものの、どのようなソファを選べばよいかわからず悩んでいませんか。デザインや座り心地、メンテナンス性など、いろいろな事柄を考えなければならないので、どれを選べばよいかわからなくなりますよね。なんとなくソファを選んでしまうと、部屋のテイストに合わない、好みの座り心地ではないなど、不満を感じてしまうことがあります。簡単には買い替えられないので、困った事態ですよね。お困りの方のために、ソファ選びで考えたい4つのポイントをご紹介します。以下の情報を参考に、理想のソファを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

これらを意識すると、部屋のテイストに合った使いやすいソファを見つけられる可能性が高まります。具体的に、どのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。続いて、ソファ選びが上手になる4つのポイントについて詳しく解説いたします。

どんなソファが好みかイメージする

ソファ選びで最初に意識したいのが、好みのソファを明確にすることです。好みのソファが明らかになっていないと、選ぶべき商品がわかりません。来店されたお客様とお話をしていると、次のような希望を抱いている方が多いように感じます。以下を参考に、好みのソファを明確にしてみてはいかがでしょうか。

好みのデザインのものを置きたい

最初に考えたいのが、好みのデザインです。この点を明確にしておかないと、商品を絞り込めません。ソファには、1人掛けソファ、2人掛けソファ、アームソファ、アームレスソファ、カウチソファ、コーナーソファ、ハイバックソファなど、さまざまな種類があるからです。メーカーにより分類方法は異なりますが、一般的には20種類程度にわかれるといわれています。大まかな種類を理解して、絞り込んでおく必要があります。どれを選べばよいかわからない方は、「イタリアの○○みたいなソファ」のように、憧れのデザインを決めておいてもよいでしょう。

ライフスタイルに合わせたい

好みのソファを考えるうえで欠かせないのが、ライフスタイルとのすり合わせです。
それぞれのデザインには、適したライフスタイルがあるので、ソファのデザインだけで選んでしまうと、使いづらいと感じることもあることでしょう。
例えば、立ち座りを楽にこなしたいのであれば支えになる肘掛けがあるアームソファ、ソファで横になってくつろぎたいのであれば肘掛けが邪魔にならないアームレスソファなどが適していると考えられます。もちろん、ソファに座る人数も考えなければなりません。実際の生活シーンをイメージしたうえで、好みのソファを考えましょう。

座り心地がよいものが欲しい

上記に加え、イメージしておきたいのが、ソファの座り心地です。ソファの座り心地は商品により異なるため、好みのものを選んでおく必要があります。座り心地の良いソファを選ぶ簡単な方法は、使用しているソファを基準に考えることです。「もう少し硬ければ疲れにくいのに」「もう少し柔らかければくつろげるのに」などの不満点は、理想のソファを見つける参考になります。ソファ選びを始める前に、理想の座り心地をイメージしておきましょう。

ソファ選びで失敗しないための注意点を知る

ソファを選ぶときは、失敗しないための注意点を理解しておく必要があります。以下で紹介するポイントを押さえておかないと、お部屋と合わない、使い勝手が悪いなどと感じてしまうかもしれません。次のポイントを参考に、理想のソファを具体化していきましょう。

ソファのサイズ

ソファを選ぶときに、必ずチェックしておきたいのがサイズです。好みのデザイン、好みの座り心地のソファを選んでも、適切なサイズでなければ快適に使用することはできません。扉の開閉の際に邪魔になる、大きすぎて部屋を圧迫する、などの問題が生じるからです。

適切なソファのサイズは、お部屋の大きさ、ソファを置ける場所の寸法、生活動線、搬入経路などをもとに考えます。ちなみに、人が通るスペースは60㎝以上、ソファとテーブルの距離は30㎝以上が目安といわれています。スペースに余裕がない1Kやワンルームは、1人掛けソファ、2人掛けソファが基本です。ただし、ハイバックソファは、サイズ以上に圧迫感があるので注意してください。スペースに余裕があるリビングダイニングは、カウチソファやコーナーソファを検討してもよいでしょう。

サイズ選びで悩む場合は、図面を持参して店頭で相談するとよいかもしれません。多くの店舗が、ソファのサイズに関するアドバイスを行っています。

ソファとお部屋の配色バランス

ソファを選ぶときは、お部屋との配色バランスを考えることも重要です。ソファだけを見て色味を選んでしまうと、お部屋に設置してから「しっくりこない」、「目立ちすぎて落ち着かない」などの問題が生じる恐れがあります。特に、2人掛け以上のソファは存在感が大きいため、お部屋との配色バランスに注意が必要です。

色味の決め方は、ソファを置く目的で変わります。お部屋のシンボルとして設置したい場合は、ベースカラーとは異なる色味のソファを選ぶとよいでしょう。例えば、ベージュ系でまとめたお部屋に赤色のソファを置くなどです。ただし、目立つ色味を選ぶときは、お部屋の大きさとソファの大きさをよく考えなければなりません。お部屋に対してソファが大きすぎると、悪目立ちしてしまう恐れがあります。お部屋全体にまとまりを出したい場合は、ベースカラーと同系色のソファを選ぶとよいでしょう。例えば、ベージュ系でまとめたお部屋に茶系のソファを置くなどです。ソファの色味は、ソファの見せ方を考えたうえで決めましょう。

ソファの生地選び

ソファを選ぶときは、生地選びにも注意します。生地により見た目の印象や特徴は異なるからです。ソファの生地は、ファブリック(布)・本革・合皮(ソフトレザー)にわかれます。
ファブリック(布)・本革・合皮(ソフトレザー)の特徴をまとめると以下のようになります。

 

ファブリック(布) 本革 合皮(ソフトレザー)
価格
寿命
デザインの選択肢
汚れにくさ
お手入れの手軽さ

各生地は、どのような方に向いているのでしょうか。

ファブリック(布)はデザイン重視の方におすすめ

ファブリック(布)の魅力は、デザインの選択肢が非常に多いことです。そのため、お部屋とソファのテイストを合わせたい方におすすめです。汚れやすい点は気になりますが、カバーリングタイプのソファであれば、カバーを取り外して洗うことができます。メンテナンス方法まで考えて、ソファを選ぶとよいでしょう。

本革は長く使い続けたい方におすすめ

本革の魅力は、適切なメンテナンスを行えば、10年以上、使い続けられることです。経年で風合いを増して、世界でひとつだけのソファに仕上がる点も見逃せません。ただし、他の生地に比べると割高で、メンテナンスの手間もかかります。お気に入りのソファを大切にしたい方に向いているといえるでしょう。

合皮(ソフトレザー)は手間をかけたくない方におすすめ

合皮の魅力は、メンテナンスが簡単で、商品によっては本革と見分けがつかないほどの高級感があることです。本革の価格やメンテナンスの手間が気になる方に向いているといえるでしょう。ただし、本革に比べると、寿命は短くなります。

ソファでどんなくつろぎ方をしたいのかイメージする

ソファを選ぶときは、実際に使用するシーンもイメージしておきましょう。くつろぎ方をイメージすることで、選ぶべきソファが見えてきます。

座面の奥行

ソファには、座面の奥行きが深めのものと浅めのものがあります。くつろぎやすさに深くかかわるポイントなので、適切な奥行の商品を選ぶことが重要です。適切な座面は、ソファでの過ごし方を考えるとわかります。ソファで「読書を楽しみたい」「PC作業を行いたい」「映画を鑑賞したい」「食事をしたい」など希望がある場合は、きちんとした姿勢を保ちやすい奥行き浅めの座面が適しています。ソファで「ゴロゴロしたい」「胡坐をかきたい」「のんびりしたい」「子供と遊びたい」などの希望がある場合は、ゆったりと過ごせる奥行深めの座面が適しています。くつろぎ方や過ごし方をイメージしたうえで、座面の奥行きを選びましょう。

肘掛けの形

ソファは、肘掛けがあるアームソファと肘掛けがないアームレスソファにわかれます。アームソファは、肘掛けが高いハイアーム、肘掛けが低いローアームにわかれます。適している肘掛けの形も、くつろぎ方などを考えればわかります。ハイアームのアームソファは、立ち座りを楽にしたい方やソファで読書やスマホを楽しみたい方などに向いています。ローアームのアームソファやアームレスソファは、ソファで横になって過ごしたい方などに向いています。肘クッションの硬さまでこだわると、さらに使い心地の良いソファを見つけられるはずです。

柔らかさ・座り心地

ソファの座り心地には、ふんわりと柔らかいものからかっちりと硬いものまであります。一概に、どちらが優れているとはいえませんが、柔らかいものは身体が沈み込むため長時間座っていると疲れる傾向があります。ソファで長時間過ごす方には、硬めの座り心地のソファをおすすめします。ふんわりと柔らかい座り心地のソファは、短時間だけソファでくつろぎたい方におすすめです。硬めの座り心地のソファでは得られない、くつろぎ感を得られます。

ソファの種類によるメンテナンス性の違いを知る

張り込みタイプVSカバーリングタイプ

ソファには、生地が木枠に張り付けられている「張り込みタイプ」と、生地にマジックテープやファスナーが付いていてソファから取り外せる「カバーリングタイプ」があります。張り込みタイプは、生地をソファから取外すことができません。生地が汚れた場合は、専門の業者にお願いしてクリーニングしてもらう必要があります。大人だけなど、生地を汚す可能性が低いご家庭に向いているといえるでしょう。対する、カバーリングタイプは、汚れたら生地を取外してクリーニングに出すことができます。張り込みタイプに比べると、メンテナンスは簡単です。子どもやペットがいるなど、ソファを汚す可能性が高いご家庭に向いています。

生地、ウレタンの交換

ソファの生地やウレタンは、使用とともに劣化します。生地が劣化した場合、カバーリングタイプのソファは基本的に自宅で交換が可能です。張り込みタイプのソファは、工場で張り替えが必要になります。ウレタンに関しては、ケースバイケースといえます。いずれにせよ、使用とともに劣化するものなので、購入前にメンテナンスについて確認しておくことをおすすめします。

まとめ

ソファは、慎重に購入したい家具のひとつといえます。お部屋の印象に与える影響が大きいうえ、使用期間も長くなるケースが多いからです。適当に選ぶと、後悔が続くかもしれません。

具体的には、好みのデザインやライフスタイルを考えたうえで、適切なサイズやお部屋との配色バランスなどを意識すれば、選ぶべきソファが見えてきます。この記事で紹介したポイントを参考に、ソファ選びを進めてみてはいかがでしょうか。

どのようなソファを選べばよいかわからない場合は、店頭で相談することもできます。店頭で相談するメリットは、知識や経験が豊富なスタッフから具体的なアドバイスをもらえることと実際にソファを確かめられることです。悩む場合は、店頭へ足を運んでみるとよいかもしれませんね。

ソファに関するお役立ちリンク集

bloccoでは、ソファづくり70年以上の蓄積された経験や知識を活かして、ソファに関するお役立ち情報をたくさん掲載しています。

 

家での楽しい時間、家族や友人とのかけがえのない時間、ペットに癒される幸せな時間。その多くの思い出は、心地良いソファの上で生まれていると感じています。そんな特別な時間を大切にしていただきたく、私たちはソファ選びの参考となる情報をお伝えしています。

 

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